贈与税は、個人からの贈与により財産を取得した方にかかる税金です。贈与税には暦年課税の贈与税と相続時精算課税制度による贈与税の2つがありますが、ここでは暦年課税の贈与税について説明いたします。
暦年課税の贈与税は相続税を補完する税金と言われています。それは多額の生前贈与を行うことで相続税を免れることを防止するために、暦年課税の贈与税は相続税よりも税率が高くなっています。
暦年課税の贈与税は次のように計算します。
暦年課税の贈与税の計算方法
暦年課税の贈与税の計算方法
基礎控除、配偶者控除後の課税価額 |
税率 |
控除j額 |
200万円以下 |
10% |
- |
300万円以下 |
15% |
10万円 |
400万円以下 |
20% |
25万円 |
600万円以下 |
30% |
65万円 |
1,000万円以下 |
40% |
125万円 |
1,000万円超 |
50% |
225万円 |
暦年課税の贈与税の申告期限
贈与を受けた方は、その贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までの間に贈与税の申告書を税務署に提出しなければなりません。
(平成23年6月30日現在の法令によります。)